先日の雪も大体消えてきた大野瀬です。
大野瀬町柏洞地区では市の「わくわく事業」を利用して、「子持ち桂」周辺に遊歩道を整備しようと計画を立てました。(申請予定です)
(梨野地区の「不動滝」整備に負けてはいられないと、柏洞地区も発奮しました!)
「わくわく事業」の申請前の準備として、先日の大雪の影響はないかと状況確認に出掛けました。
子持ち桂へ続く谷は「家名字(やなじ)の沢」という沢です。
沢に入ってすぐ前方に倒木が見えます・・・前途が思いやられます。
やはり倒木が道を塞いでいます、乗り越えて進みます。
更に進みます。山肌が砂地の所では、このように根こそぎ倒れている木もあります。
なお進むも、前方に無慮数十本の倒木が立ちはだかっています。
これはそれなりの機材を持ってこなければ手の出しようがありません。後日きちんと計画を立てて片付ける事にして撤退しました。
下へ降りてきてふと空を見上げると、先程は気がつかなかったのですが子持ち桂入口の看板が、これも倒木が直撃したのでしょう、折れています。
すぐにメンバーがユニック搭載のトラックを持ってきました。
実に、にがましい仲間たちです!(*「にがましい」・・・一番下に説明を書きました)
しかし、パイプが折れていたのです・・・残念。
溶接をしなければ修復は無理です。
その後、個人で使っていたけれど不要になった電柱を貰ってきて、取りあえず立てましたが、一時しのぎ的な物になりました。これも整備事業の一環としてきちんと直したいと思います。
都会ではこんな事までしないでしょう!
という事で、しばらく子持ち桂へ行くことができませんのでお願いします。
*「にがましい」とは稲武地区一帯で使われる方言です。
若い方はあまり使わなくなっていますが、「逞しい」よりもっと「素早く、生命力に溢れて頼りになって逞しい」というような意味です。
使い方として、例えば小屋などが壊れて修理していたとします。そこへ近所の人が来て
「あんたは、やる事がにがましいで、すぐにきれいに直しちゃうじゃん」というような感じですね。