山の講

とても寒い大野瀬でした。
寒さの中、柏洞組の山の講がありました。

まずお神酒すず(神様にお神酒をお供えする器)を竹で作って13個用意します。
13個・・・神様が13体・・・旧暦では1年が13ヶ月です。

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13体それぞれにお供えしていきます。

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お供えしたところ。

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アップにすると、こんな感じです。
スルメ、果物はバラバラですが、必ずお供えする物は、まずお神酒、朴葉に乗せた赤飯(あかめしといいます)それに「おはたき」(うるち米を水に浸しておいてすり鉢ですりつぶした物)です。

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そして拝みます。

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お祀りが終わって、おはたきを焼いて食べます。香ばしくて美味しいです。

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勿論他の献饌物(スルメ、イワシ)も焼いて食べます。

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寒い時には、焚き火とお神酒が何よりのご馳走です。

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聞かれたのですが・・・
大野瀬では山の講でも五平餅は作りません。稲武の多くの地域では山の講=五平餅なのですが・・・
少し調べると面白いかも?

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