田んぼ三有志(三勇士?)

午後からは曇ったけれど、5月らしい陽気の大野瀬です。

おかしなタイトルを付けましたが、以下そのストーリー

話の伏線として・・・
営農組合からカオちゃんに「大野瀬入口の田んぼ2枚が放置されているから作らないか」と話があったけれど、カオちゃんが大変だからと断わりました。

その話を営農組合から聞いたケンちゃんが、ヤマちゃんに「おい一緒にやろうよ、あそこが草ぼうぼうになっているんでどうも気になるんだ」と持ちかけました。
ヤマちゃん「うんオレもあそこは気にはなっとったけど、オレ全くの素人だぜ。ケンちゃんだって田んぼ作ってないだろ、出来るのか?」
ケンちゃん「うん・・・小学校の頃な・・・親父に言われるまま苗を植えたことはある」
ヤマちゃん「そりゃぁ『手伝った』って言うんだ『作った』んじゃないぜ。作るなら自分で考えなきゃ出来んぜ」
ケンちゃん「だって何とかしたいじゃんか、やり始めたら誰か教えてくれんか?大野瀬の衆なら」
ヤマちゃん「そうだな、判らにゃ近所の衆に聞いてやればなんとかなるか!よし、じゃあやろまい。ついでにカオちゃんにもオレたちもやるからって誘ってみようぜ」

・・・という訳で、カオちゃんを誘いに行きました。
ケンちゃん「おいカオちゃん、オレたちがやるからお前も一緒にやらんか?」
カオちゃん「え~おまえらで出来るんか?素人ばっかで」
ヤマちゃん「だから素人が始めたら、教えるだけなら近所の衆がいくらでも教えてくれるって。大野瀬の衆はみんな親切だよ」
カオちゃん「そりゃあ見かねて教えてくれるわなぁ、みんな親切な人ばっかだし」
ケンちゃん「だからさ、カオちゃんも一緒にやろまい『三人寄れば文殊の知恵』って諺もあるぜ」
カオちゃん「う~ん・・・よしわかった、オレもあそこは気になっとったとこだし、お前らに誘われたんじゃ仕方ない、やろうぜ!」
ケンちゃん「よし、ありがとう!それじゃあ頑張ってみようよ」

と・・・かなり大雑把なあらすじは、このような事で始まりました。
田んぼの持ち主の方は「田んぼを荒らすよりは遙かにいいから」と二つ返事で、無償で貸して下さいました。
ケンちゃんは持病があり、長い時間草刈りは出来ないため水管理。
ヤマちゃんとカオちゃんが、草刈りと作業分担も決めました。

かくして「田んぼ三有志」が出来上がりました。
そして本日荒れた田んぼの草を刈り、井ざらい(用水路=井、さらう=整備)をして、梨野営農組合に頼んで田をおこしました。

手を付ける前の様子、ススキが伸び放題です。

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草刈りは出来ます。でも・・・広い!
田んぼ二枚で一反一畝です。

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ひたすら刈ります。

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刈った草は燃やします。

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井ざらいもします。長い間使っていなかったから大変です。
でも水がなければ稲は出来ません。

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こんな時は獣害防止のメッシュが邪魔です。

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草を刈った後は梨野営農組合に依頼して、おこして貰いました。

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田植え、稲刈りなどの農機具が必要な作業は、梨野営農組合に依頼します。
また、管理は近くの田んぼを作っている方々に教えを乞い何とか収穫に結びつけたいと思います。

秋までの「田んぼ三有志」(三人のドンキホーテという名前かも?・・・)のドタバタをどうぞお楽しみに!
あ、いえ「お楽しみに」ではなく、是非応援をして下さいますようお願いします。
物理的な応援であれば、なお大歓迎です。
ふるさと大野瀬の景観維持に、どうぞご協力を!

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