秋の気配がすっかり濃くなった大野瀬です。
ハチ取りの名人4人が、こちらの名前では「イモバチ」とか「オオクマ」と呼ばれるハチの巣を捕ってきました。
ここに拡がっている巣はほんの一部、まだ他にも置いてあります。
瓶に入っているのは成虫です。巣を取る時、エンマクで燻して気絶しているうちに瓶に入れます。これは焼酎を注いで焼酎漬けにします。クマバチの焼酎漬けです。
幼虫を抜いています。手の大きさと比較すると幼虫の大きさが判ると思います。
ヘボとは桁違いの大きさです。
巣をよく見ると、幼虫が頭を出している所と蓋をかぶった所があります。
蓋がかぶった所は、巣立ち寸前のハチでもう餌は与えていないもの。
蓋がない所は、まだ親が餌を与えている所です。
ここから抜いた物は左の皿に載っていますが黒い筋が見えます。
これは糞で、茹でてから糞を抜きます。
食べ方ですが、生でそのまま、あるいは焼いて食べる、炊き込み御飯にする。
成虫は唐揚げもいけます。
大体抜き終わりました。
今年は、やけにハチが目に付きます。
ハチ取りさんには、楽しみな秋になる事でしょう。
ハチ取りは山里のレクリエーションでもあり、ご馳走を手に入れて酒宴を開く口実にもなります。