先日の大雪

遅くなりましたが、先日の大雪の写真です。

こちらは9日お昼少し前、大桑から梨野へ降りる道路です。
これでも一応除雪はしてあるのですが・・・

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そしてこれは今日(13日)旧153号大野瀬の洞門手前です。
ここは年中日が当たらず路面の温度が低いため、中々とけてくれません。

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天気予報では、又今夜から降るとか?もう雪はいらないです。

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オニュウギ

少し前後しますが、旧正月の行事を紹介します。

河上瀬では、昔からの行事として旧正月にオニュウギ飾りを行います。
本来は小正月に行っていた行事のようですが、現在では多くの家が旧正月に行っています。

かつては、オニュウギにも3から4種類あったようですが、今でも行っている2種類を紹介します。

ヌルデというフシノキを、10cmから20cmに切ります。

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1つ目は、それを二つ割りにします。

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2つ目は、薄くみかん割りにします。(これが難しい)

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二つ割りの方には、「歳徳神」と書きます。

みかん割りの方には、「十二月」 (今年のように旧の閏年には「十三月」)と書きます。

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二つ割りの方を玄関、門松を立てていた場所に、

みかん割りの方をお墓などに供えます。

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魔除けやお供え物の代わり、五穀豊穣祈願などの意味があるそうです。

今年も、良い一年になるといいですね。

 

***旧の閏(うるう)年とは?***
日本の旧暦は太陰暦に基づいています。
太陰暦というのは月の満ち欠けの周期(約29.53日)にもとづいているため、1ヶ月は30日(大の月)か29日(小の月)、1年は約354.36日となります。
春夏秋冬の季節は太陽の位置にもとづいて約365.24日周期で移り変わりますから、純粋な太陰暦では毎年約11日づつ暦の日付と季節の対応がズレていきます
太陰暦では17年もたつと約185日も季節との対応がズレて春と秋・夏と冬が逆転してしまいますから、これでは暦の日付にもとづいて農作業などはできませんね。
そこで約3年に1回(19年に7回)閏月を置いて暦の日付と季節のズレを調整したのが日本の旧暦になります。

4年に1回オリンピックのある年(2月29日がある年)の閏(うるう)年は太陽暦です。
旧暦は3年に1回の閏(うるう)年【閏月】がありす。混同しないようにしたいですね。

 

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山の講

2月2日柏洞地区で山の講がありました。  (記事提供:オッチャ)
山の神様のお祀りです。
(当日は雨降りでした、カメラのレンズに水滴が付いて若干見づらい部分があります)

山の神様は1年の月数・・・13体祀られています。
(え?「1年は12ヶ月だろう」って。旧暦では閏月があるから13なのです。)

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すべての神様に朴の木の葉に、赤飯(アカメシと呼びます)と、おはたき(洗米をすり鉢ですり、それを固めて火で焼いたもの)を載せて供えます。
それと竹を切ったもので「お神酒スズ」を作り、2本立てます。
片方にはお神酒(お酒)、もう片方には水を入れてお供えします。

「お神酒スズ」ですが、大野瀬だけでなく旧稲武町?はお神酒の入れ物(お神酒徳利)のことをそう呼びます。
ただ、インターネットで検索すると「お神酒徳利にさして飾るヒノキで作ったもの」だそうです。

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中心にあるご神体には纏めて?尾頭付きの魚(今回は鰯になりました)、野菜、果物をお供えします。

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その後、全員で柏手を打ち拝礼をします。

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その後、今回は雨だったので、公民館で直会となりました。

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どんど焼き開始

1月30日(木)6:30
小雨が降る中、いよいよどんど焼きが始まりました。

ぐるりと一周、数箇所に火をつけます。

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水分を含んでいたため、最初は少し煙が出ました。

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徐々に火が大きくなります。

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写真では分かりにくいですが、5m以上の大きな炎になりました。

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門松の竹が、「ズドーン」とまるで大砲のような音を立てて破裂します。
全員が、10m程離れて見守ります。

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書初めを竹の先につけて燃やし、炎の上昇気流に乗せます。高く舞い上がれば上がるほど、書道の腕が上がるという言い伝えがあります。

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炎がおさまり、おきになるのを待って餅を焼く準備をします。

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焦げないように焼くのがなかなか難しい。
この餅を食べると一年元気に頑張れるとか。

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若い女性もこぞって食べています。

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河上瀬地区の伝統行事。
いつまでの大切にしたいですね。

youtubeでも動画をUPしてみました。是非ご覧ください。

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どんど焼き 準備完了

本日は旧正月の大晦日です。
河上瀬地区では、昔ながらのどんど焼きを行います。
あいにくの雨模様ですが、朝から準備を始めます。

中心になる竹を切ってきました。約7mの心柱です。
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迫力のある高さ。
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組み始めます。細い竹を組み合わせます。
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門松で使った松や梅、竹を入れます。縛っている縄は注連縄を使います。
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すすきをかぶせていきます。
冬になって枯れたすすきを刈って干しておきます。
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よく燃えるように、たくさんかぶせます。
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中の松や梅が見えないくらい、すすきをかぶせて完成です。
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18時半~開始します。
どんど焼きの間は雨がやんでくれますように。。。

どんど焼きの模様はまた後日アップします。
お楽しみに!

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