河上瀬のひな祭り

もうすぐ楽しいひな祭りです。
河上瀬でも、お雛様を飾りました。
稲武では旧暦でひな祭りを祝う地区の多い中
旧暦で行事を行うことの多い河上瀬では新暦でひな祭りを祝います。

そんな河上瀬地区で飾られているお雛様を紹介します。

一番新しい、平成のお雛様。

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昭和のお雛様です。
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大正のお雛様。
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そして明治…か幕末頃?でしょうか。とにかく古いお雛様です。
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東濃地区から伝わってきた土雛も飾ります。
大正~昭和30年代頃までは一人に一つずつ送られていました。
男の子にも女の子にも送られていたので、守り雛だったのでしょうね。
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そして、こんなお雛様もありました。
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掛け軸です。云われはすでに不明ですが、お雛様とお内裏様の位置が逆ですね。
関西から伝わってきたのでしょうか。

今年も、無事にお雛様を飾ることができました。

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落石現場

本日2度目の投稿です。
先程書きましたが
県道20号瑞浪大野瀬線は県境付近(岐阜県側)で落石のため通行止めは継続中です。
落石現場を確認してきました。

落石を起こした所は小田子から入って、河上瀬地区から250~300m程大野瀬よりの所です。これは小田子側の入口の看板です。

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到着しました、大きな石がゴロゴロ転がっています。

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路面を見ると大きな窪みもあります。

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その延長線上の河原を見ると、多分上から落ちて路面で弾んで下まで落ちたであろう、大きな岩が転がっていました。

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そのまま上を見ると落石防止ネットなど何の役にも立たず、頑丈な鉄柱まで軽く曲がっています。

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更にその上を見ると、今にも崩れてきそうな岩が見えます。
これでは、まず上から工事をしなければ危なくて落ちた岩の処理などできないでしょう。

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河上瀬の方々には、しばらく不便な暮らしをお願いすることになります。

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豪雪その後

今日も日差しが眩しい大野瀬です。

県道20号瑞浪大野瀬線は県境付近(岐阜県側)で落石のため通行止めは継続中です。
二次災害の恐れがあり、復旧工事に取りかかることができず、かなり長引くことが予想されるそうです。

その後の雪はどうかと、大桑へ行って見ました。
依然として沢山残っています。

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日当たりのいい道路でさえもこんな感じ。
勿論残った雪はガチガチに凍って、雪でなく氷です。

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終日日陰の所は大変です。

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こんな状態ですから、うっかり対向車が来たらすれ違いなどできません。
ひどい所では500~600mもバックをする羽目になります。

そのまま梨野へ降りてきたら?!小型重機まで持ち出して除雪をしています。

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「頑張ってるね~」と声を掛けてそのまま進むと女性まで加わって何やらしています。

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近づいてみると、路面にスリップ防止のための砂を撒いています。

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梨野地区で全世帯総動員で(ほとんどの世帯で、2人くらい出ている模様)、雪かきと砂撒きを始めたようです。

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それにしても皆さん、にこやかな、いい笑顔をしていらっしゃいます。
「ご苦労様です」と声を掛けると「自分たちの生活道路くらい、自分たちで守らなきゃ!」と、逞しい返事と共にガッツポーズまで返ってきました。

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皆さんおつかれ様です。無理をしない程度に頑張って下さいね!
梨野で、何とも心強くて、暖かな気持ちを貰ってきた区長です。

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感謝

おかげさまで落ち着いた大雪の被害。

復旧に携わってくださった地域の方、電力会社の方、自治体の方、本当にありがとうございました。

また、太田市長をはじめ心配をしてくださった方にもに感謝の気持ちでいっぱいです。

感謝の気持ちを込めて、河上瀬地区から当時の様子をUPします。

 

 

2月15日(土)

早朝、4時ころからひどくなってきた雪。

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朝は、「バキン」「ドサッ」と大きな音の連続で目が覚めます。

家の近くの木が、雪の重みで軒並み倒れ始めたのが、午前6時ころ。

その直後、停電にみまわれます。

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車を出そうとしても、腹がつかえて進みません。ついには、バックも出来なくなります。

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積雪量は、これくらい。

雪に埋もれて見えませんが、長靴を履いています。身長180の私のひざ程までありました。

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屋根の下は、こんな様子です。いかに、一瞬にして急激な量が積もったかが想像できます。

 

停電から2時間ほど経った午前8時ころ、携帯電話が不通になります。

停電のため、固定電話が使えませんでしたが、これで外部との連絡手段がなくなりました。

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午前10時ころから手作業で雪かきを始めます。

量も多い上に、重たい雪。道脇に1mほどの壁になっていきます。

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気づけば河上瀬地区全戸が協力して作業に取り組んでいます。

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倒木もあり、手だけでは、おいつかないと重機も動かします。

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youtubeにも様子をUPしました。

 

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名木指定を受けているサカキもこの通り。

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大きな枝が途中から折れています。

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橋から川を見ると・・・

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あまりの積雪の量に、川にも雪が積もっています。

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一日かかってようやく県道20号瑞浪大野瀬線までの200mほどの雪かきが終わりました。

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国道まではあと約4キロ。

完全孤立状態で15日の日没を迎えます。

夜は、近所中で集まり夕食をいただきました。(ここが河上瀬地区の良さ)

独居で心もとない方もいます。こんな時はみんなで一日の労を労い、心を温めます。

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午後6時すぎ、花菱のグレーダー(雪かき重機)が現れました。

県道20号線の河上瀬地区付近は道幅が3mもなく、しかも道下は数十メートルの崖になっている箇所があります。

そこを暗い中、住民のことを思ってやってきてくれたのです。

思わず涙が出ました。

聞くところによると、朝6時から12時間続けて乗り続けているそうです。

こういう人達の支えがあってこそ、地域が成り立っているなとしみじみ思いました。

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その後、携帯電話の通じる所まで車で出ました。

やはり倒木で何箇所も電線がやられていました。

驚いたのは、倒木の多さだけではありません。

道にかかっている木を、1本1本切ってよけてあるのです。

聞いた話では、手作業で木を切って回ってくださった人がいるとのことです。

そのおかげで、重機が入ってくることができました。

どちらが欠けても、河上瀬地区の復旧は遅れていました。

本当に感謝、感謝です。

 

2月16日(日)

1日中停電でしたが、道が通れるようになったおかげで、食料の調達や携帯電話を使って連絡を取ることができました。

2月17日(月)

午後2時すぎ、NTTドコモが停電で稼動しなくなった携帯電話の電波塔を復旧してくれました。

なんと、発電機を設置して電力を供給してくれたのです。

携帯電話が使えるだけで、安心感が倍増しました。

ドコモのフットワークの軽さ、そして気遣いに感服です。

いざと言う時の安定感は、やはりドコモです。

 

午後7時ころ、中部電力や稲武支所、区長から現在の停電の状況を確認する連絡が入ります。

すぐさま、大野瀬区長が駆けつけ、非常食をもってきてくれました。

午後9時ころ、中部電力が駆けつけ電線の確認に入ります。

夜を徹しての作業です。

携帯電話で連絡を取り合って作業しています。

道の復旧、携帯電話の復旧、どれが欠けても電気の復旧はありませんでした。

そして、

18日(火)午前2時20分、河上瀬地区に68時間ぶりに電気がともります。

通電とともに、心にも温かい火がともりました。

 

 

改めて、復旧に尽力してくださった関係者の方々、本当にありがとうございました。

そして、危険な状態の中で大野瀬地区を走り回り、区民に安心を届けるとともに、復旧を働きかけてくださった区長様、本当にありがとうございました。

 

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太田豊田市長が、雪害の視察に来訪。

大野瀬町の雪害視察のため、10時半頃太田豊田市長がいらっしゃいました。

これは大野瀬トンネル稲武側入口手前を左折した、上郷線の倒木が多かった所で、池田稲武支所長が説明しています。

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続いて大桑地区へ上りました。

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そして梨野地区。停電、水道断水にも住民同士の絆で4日間凌いだ事を説明し。市長も都市部にはない住民の絆に感心されていました。その後の記念撮影?

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今回の雪害では、迅速な対応がされたことにお礼を申し上げ、引き続き万一の災害時には今回のような即応をお願いをしておきました。

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